ロゴマークを作成するには?インパクトが強い目玉のロゴマークも紹介!

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会社や店舗を経営している方は、自分の、あるいは自分達の会社やお店のロゴマークが欲しいと思ったことはないでしょうか。ロゴマークは一度見ただけで企業の理念やイメージが沸く便利なもので、浸透すれば営業をしていく上でも役に立ちます。

では、そんなロゴマークを作るにはどうすれば良いのか、ここで紹介していきたいと思います。

→ロゴマークの歴史や作り方、五角形が持つ意味について

ロゴマークという英語は存在しない?

そもそもロゴマークとはいったい何でしょうか。辞典などでは「企業のイメージが図案化されたもの」などと説明されていますが、ロゴマークは一つの英単語ではなく和製英語です。そのため英会話でロゴマーク、という言葉を使用しても通じないので注意しましょう。

ロゴマークは会社を象徴するイラストである「シンボルマーク」と、会社を文字で表す「シンボルロゴ」が組み合わさったものです。シンボルマークやシンボルロゴ単体でロゴマークとして使用している企業も多いですが、組み合わせた方が会社名がイラストと共に記憶に残りやすく、アピール力にも優れています。

ロゴマークが完成すれば、看板や名刺、企業のホームページやパンフレットなどにも利用することができ、様々な媒体で会社やお店の宣伝をすることが可能となります。また、会社のロゴマークは一緒に働く社員の士気も高まり、団結力やチームワークが生まれることに繋がります。

会社やお店が取り組んでいる業務内容や、それらから派生するプラスのイメージを見る者に与えるロゴマークを制作して、優良なサービスをアピールしてみてはいかがでしょうか。

目玉が見ているインパクト

では、伝えたいサービスを表すとすればどのようなイラストが思い浮かぶでしょうか。会社が手掛けている職種によって表すものは異なりますが、動物や植物、楽器や音符、アルファベットや数字など企業理念に結び付くものをシンボルマークにしてみましょう。

例えば海に関係する会社であれば波や太陽、魚や貝殻などをモチーフにシンボルマークとして採用されていることも多いです。あるいは、会社名のイニシャルをデフォルメしたり、マスコットキャラクターをデザイン化したりと、幅広く考えることができます。

なお、人の顔をシンボルマークにするとインパクトが強く、人の印象に残りやすいという利点があります。人は無意識に人の顔に目を向ける習性があり、それを利用して目玉を強調したシンボルマークやロゴマークを採用してる会社も存在します。

人の顔を描く時、目を描くと途端に生き生きとした絵になることがありますよね。それと同じように、目玉のロゴマークはジッとこちらを見ているような感覚にもなり、思わず目が行くロゴマークとして完成されてもいます。

あまりグロテスクなものは好まれませんが、まつ毛を足して可愛くしたり、シャープに描いてクールにしたりとアレンジも様々ですので、インパクトを与えたいのであれば目玉のロゴマークを制作するのもおススメです。

色の効果を利用しよう!

なお、ロゴマークを制作するにあたっては、会社やお店のイメージや伝えたい理念とピッタリ合う色を決める必要があります。色は人の心理に様々な影響を与えるもので、色のチョイスを間違えると思っていた結果の逆の答えを生み出してしまうかもしれません。

例えば白は純粋や清潔、黒は一途や武勇、赤は太陽や情熱などのイメージを与えることができます。ちなみに、黒は男性的で赤は女性的、という観点もありますので対象となる顧客の層などに男女比がある場合は、性別を表す色のチョイスも忘れないようにします。

他にも黄は活発で青は冷静、緑は環境や自然、オレンジは陽気で紫は神秘など様々な印象を上手く利用することがポイントです。色は、アイドルグループにもそれぞれ個人にイメージカラーが付けられていることがあるように、会社を色で表すとどんな色になるだろう、と社員と共に考えてイメージを膨らませることが大事です。

その際は爽やかや暖かさ、エネルギッシュや包容力など前向きなイメージの色を選ぶようにしましょう。

商標登録はしておく方が良い?

会社のイメージを表すシンボルマークに適したカラー、それらで作られるロゴマークはこの世で一つだけのオリジナルとなります。

そのため、ロゴマークが出来上がったら商標登録をすることをおススメします。せっかく作ったロゴマークを勝手に使用された時に、相手に使用停止を求めることもできますし、自分達の会社やブランドを守ることとなり、商標権侵害で訴えられることもありません。

多少費用がかかるため、そこまでしなくても良い、と思う方もいますが、会社やお店、社員を守るためにも商標登録は済ませておきたいものです。なお、商標登録はロゴマークをデザイン会社に依頼してもできるのか?という問題があります。

確かに、ロゴマークは自分達で制作しても良いですが、作業がなかなか進まない時はデザイン会社のサービスを利用するという手もあり、こちらのケースでは自分達の理念やアピールしたい事などを伝えれば後はお任せですので楽ちんです。

しかもプロが制作してくれますので、もしかしたら想像以上のロゴマークと出会えるかもしれません。ですが、依頼した場合はデザイナーに著作権がありますので商標登録の同意か権利の譲渡を行うこととなります。そのため、後々になって商標登録ができなくならないように、依頼をした時点で商標登録を希望していることを、デザイン会社に伝えるようにしましょう。

→ロゴマークを用いるメリットやプロのデザイナーに頼む際の注意点

有料フォントにも注意しよう

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有料でフォントを提供しているサービスもありますが、こちらのサービスを使用してロゴマークを作る場合も、会社によっては商標登録を認めているケースと、禁止されているケースがあるので注意が必要です。提供されているサービスは便利で、簡単に自作のロゴマークを作ることができるようにはなっていますが、商標登録の有無は会社にとっては重要なポイントとなることもありますので、しっかりと確認をしてからサービスを利用するようにしましょう。


自分達のロゴマークには愛着が沸く

ロゴマークは定着すると、様々なシーンで利用することができるので自分達のオリジナルのロゴマークがあると便利ですよね。また、愛着が沸いて仕事に対する意欲もアップするかもしれません。ですが、難しくて自分達には作れない、という方にはロゴマーク制作の注文を受け付けている会社もありますので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。